5日、過去最大の下げ幅を記録した日経平均株価は6日は一転、歴史的な値上がりとなっています。
(経済部・島田龍二記者報告)
午前の取引を終えた証券会社のコールセンターです。
過去最大の下落から過去最大の上昇という歴史的なジェットコースター相場に、「とてもついていけない」という声も聞かれました。
コールセンターへの相談は歴史的な乱高下に対し、株を手放した方がいいのか、それとも持ち続けた方がいいのかという相談が多いということです。
ただ同時に、これまで買えなかった人が、値下がりした今こそ買いたいという相談もあるそうです。
男性
「一喜一憂しても仕方ないんだろうなと思うんですけど、びびりますね」
女性
「NISAは一応やっているので、旦那さんとやばいかもみたいな、売った方がいいかもという話は1回ありましたけど、でもまだ様子を見ているという段階です」
6日は上げ幅が一時3400円を超え、終値での過去最大の上昇幅2676円を大きく上回る時間帯もありました。
午前の終値は5日より2957円高い3万4416円となっています。
市場関係者には、5日の反動や5日夜のアメリカの経済指標で景気減速の懸念が多少薄れたことから、買い戻す動きが強くなるという声もありますが、依然として急激な動きを警戒する声もあります。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。