週明けの東京株式市場は、かつてない大暴落です。日経平均株価は先週末の終値より4400円以上値下がりし、1987年のブラックマンデーを超え、過去最大の下げ幅で取引を終えました。

記者
「いま終値が出ました。下げ幅は4451円、過去最大の下げ幅です」

きょうの日経平均株価は、先週末より4451円28銭安い、3万1458円42銭と年初来安値をつけて取引を終えました。1987年に起きた「ブラックマンデー」の翌日をも上回る、過去最大の下げ幅です。

かつてない株価暴落の背景にあるのは急速な円高です。円相場はさきほど、およそ7か月ぶりに1ドル=141円台をつけました。

朝から売り注文の電話が鳴り止まなった都内の証券会社。まさに、“パニック売り”の状況でした。

岩井コスモ証券 本間大樹 東京コールセンター長
「もう本当にここまで下がるのかというぐらい、きょうは下げた。為替が円高になってしまったり、アメリカの景気後退だとか、複合的な要因が合わさって不安心理が一気に高まった」

アメリカの景気に減速懸念が出るなか、売りが売りを呼ぶ全面安の展開で2日続けての暴落となりました。

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