アメリカの景気が後退するという懸念から、マーケットでは5日午後に入り、株安と円高がさらに加速し、日経平均株価は一時3000円以上値下がりしました。

 先週末に過去2番目の下げ幅を記録した日経平均株価は午後、先週末よりも3000円以上値下がりしました。

 2日に発表された雇用統計が市場予想を下回ったことなどから、アメリカの景気が今後、後退するとの懸念が強まっていることが要因です。

 東京為替市場の円相場は一時、1ドル=142円台を付け、今年1月以来およそ7カ月ぶりの水準となっています。

 日銀が金融政策決定会合で追加の利上げを発表して以降、円高ドル安が続くなか、午後になって円高がさらに加速しています。

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