日経平均株価は連日の大幅下落で、下げ幅が一時2000円を超えました。
(経済部・小林里咲記者報告)
東京株式市場は連日波乱の展開となっています。
日経平均株価はわずか3週間で6000円以上値下がりしている状況です。
資産運用している人
「(株価)せっかく良いところまでいったのにね。V字回復してもらったらな」
「一時的に株価を見ながら投資を控えようかなと」
2日の日経平均は取引開始直後から急落し、下げ幅は一時、今年最大となる2000円を超えました。
午前の終値は1日より1864円安い3万6261円で、3万6000円台での推移はおよそ3カ月半ぶりです。
急落した大きな理由は、アメリカの急速な景気後退への警戒感です。
1日発表の経済指標はいずれも悪化し、景気が減速しているとの懸念からニューヨーク市場は大幅に下落しました。
その流れを受けた日経平均株価も全面安の展開で、特に証券市場の冷え込みを懸念して金融関連株の大幅下落が目立ちました。
午後の取引もこの水準が続けば、日経平均歴代3位の下落幅になる可能性もあります。
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