敦賀原発2号機の再稼働は、社長から意見聴取を行った上で最終判断することになりました。

福井県の敦賀原発2号機を巡っては、原子力規制委員会の判断の前提となる審査会合が先週、再稼働のための「新規制基準に適合しない」と結論付けていました。

31日に行われた定例会合で委員会は、事業者の日本原子力発電が求めた、社長との面会を来月2日に行った上で委員会として最終判断することを決めました。

原子力規制委員会の山中委員長は「社長の意見を改めて伺った上で、我々委員会としての今後の方針についての判断をすぐさま行いたい」と述べた一方で、審査会合の結論は追認する考えを示していて、初めて再稼働を認めない「不許可」となる公算が強まっています。

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