大雨の影響で、長井市の長井ダム周辺では管理用の道路が崩壊したり、広場に土砂が流入したりするなど、被害が出ている。

(リポート)
「湖面へとつながっていく管理用道路ですが、先日の大雨の影響で大きく崩れてしまいました」

国土交通省・最上川ダム統合管理事務所によると、竜神大橋の近くにある湖面につながる管理用道路が、7月25日から26日にかけて降った大雨で崩落した。

この場所は2022年8月、置賜地方を襲った豪雨の時にも被災し、復旧工事が続いていたが、またも大きな打撃を受けた形だ。
また、ダム上流部に位置する「湖面広場」も、広場や駐車場一帯に大量の土砂が流れ込んだ。

ここはパワースポットとして知られる三淵渓谷に向かうゴムボートツアーの発着点になっていて、被災して以降、ツアーはやめている。
ツアーを実施するNPO法人最上川リバーツーリズムネットワークによると、現在、新規の予約はストップし、すでに予約された分については個別に運休を伝えているという。

管理事務所によると、現在被害はドローンなどで確認できる範囲しかわからず、今後詳しい調査を行いできるだけ早期の復旧を目指すとしている。

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