小林製薬の紅麹サプリをめぐる問題で、すでに報告されていた「プベルル酸」のほかに、通常は入っていない複数の物質を確認したことが厚生労働省の発表でわかりました。
小林製薬をめぐっては紅麹原料を使ったサプリメントを摂取した人に健康被害が相次ぎ、厚生労働省は先月、原料を製造していた大阪工場に立ち入り検査を行いました。
国の研究所が原因の分析を進めていますが、健康被害の訴えがあった紅麹原料のサンプルを調べたところ、すでに報告されていた「プベルル酸」のほかに、通常は入っていない複数の物質を確認したことがわかりました。
厚労省は新たに検出された物質が何なのかを特定する作業を進めていて、原因物質の特定には一定の時間が必要であるとしています。
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