塩害の影響を受けやすい鉄塔や歩道橋など、大型インフラのサビを除去する新しい技術の見学会が浦添市で開かれました。

インフラ設備の保守点検などを担う沖電工が開いた見学会では、静岡県の企業が開発したレーザーでサビを落とす装置のデモンストレーションが行われました。

サビの除去は通常化学薬品を用いることや、産業廃棄物が大量に出ることから、環境への負荷が課題となっていて、この装置は除去したサビ以外廃棄物が出ず、作業者の負担軽減にもつながるということです。

トヨコー鈴木紀行取締役:
「サビ、塩分が大きな問題になっていると認識しています。長寿命化を目指すためにはいかに塩分、サビを除去して新たな塗装を施すか事業を展開できないかと」

塩害の影響を受けやすい県内の電力や通信設備、モノレールなどのメンテナンスにも活用が期待されています。

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