イランでの爆発報道などを受けて、東京株式市場は全面安となり、日経平均株価は一時1300円以上値を下げた。

19日の東京株式市場は、ニューヨーク市場でハイテク関連の株価が下落した流れを受けて、取引開始直後から半導体関連銘柄の売りが広がった。

イランで爆発があったという中東メディアの報道が伝わると、投資家がリスクを回避しようとする姿勢が強まり、平均株価の下げ幅は一時1300円を超えた。

取引時間中に3万7000円を下回るのは、約2カ月ぶり。

東京外国為替市場の円相場は、円安基調が続いていたが、報道を受けて、円買いの動きが強まり、一時1ドル = 153円台後半での値動きとなった。

平均株価の終値は、18日より、1011円35銭安い、3万7068円35銭、TOPIX(東証株価指数)は2626.32で取引を終えた。

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