(ブルームバーグ):米プロバスケットボールNBAは24日、ウォルト・ディズニーおよびコムキャスト、アマゾン・ドット・コムとの新たな長期テレビ契約を発表した。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは数十年保持していた放映権の更新を目指したが、契約には至らなかった。

今回合意した契約を合わせると、11年間で760億ドル(約11兆5700億円)の放映権料がリーグに支払われることになる。年約18億ドルを支払うアマゾンは、ストリーミングをNBAのメディア戦略に不可欠なものにする。新たな契約は来年秋から始まる。

ケーブルネットワークTNTとストリーミングサービスMaxの親会社ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは22日、競合する応札への対応が可能だとするリーグとの現行契約に盛り込まれた条項を利用し、アマゾンのオファーに挑むと発表していた。

NBAは発表資料で、「ワーナー・ブラザース・ディスカバリーによる直近の提案はアマゾンのプライムビデオが提示した条件に匹敵せず、われわれはアマゾンと長期契約を結んだ」と説明した。

原題:NBA Picks Amazon, Turns Down Warner Bros. Offer to Match (1)(抜粋)

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