通勤にかかる経済的負担を軽減しようと、諫早市の企業がEV=電気自動車を社員に貸し出す取り組みを始めました。

社員が見守る中、披露されたEV=電気自動車。

ANAグループで航空機の装備品の修理などを手がける諫早市の企業が社員の通勤用に導入しました。

この事業所では社員83人のほぼ全員が車で通勤をしているため、経済的負担を減らそうと希望した社員に7月から車を貸し出すことにしました。

ANAコンポーネントテクニクス 吉本健一 代表取締役社長
「長崎の地方の通勤事情にあった、いかに社員に貢献できるかというところでこのサービスが良いと考えた」

リース代や保険料などは社員と会社が、充電にかかる電気代は会社が負担することから、社員の通勤費用を大幅に抑えられます。

試乗した社員
「とても静かで快適に運転することができた」「通勤もプライベートもワクワクしながら運転できるかなと思った」

この事業所では今後、通勤用の電気自動車を40台ほど導入する考えです。

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