四国遍路の世界遺産登録を目指す協議会の総会が7月23日、高松市で開かれました。

総会には、四国4県のほか、国や大学などの関係者、約100人が出席しました。会では、コロナ禍で中止されていた国際シンポジウムの開催や遍路道や休憩所の保全・清掃活動など2024年度の事業計画が報告されました。

このあと行われた意見交換では、活動をもっとスピードアップする必要があるといった意見やインフォメーションセンターやトラブルに対応できる窓口を設置すれば良いなどの意見が出されました。また、協議会の新しい会長に、四国経済連合会の長井啓介会長が選ばれました。

(四国遍路世界遺産登録推進協議会 長井啓介会長)
「これまで取り組んできた活動を しっかりと受け継ぎ、さらに加速させていくことが重要。」

世界遺産の登録を巡っては、文化庁が2024年4月、登録のための暫定リストを検討するワーキンググループを設置していて協議会は、リスト入りを目指して取り組みを進めていきたいとしています。

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