夏休みが始まったばかりの22日、東海道新幹線は一日中、一部区間で運転見合わせが続きました。

23日の始発から無事に平常運転へと戻り、乗客はようやく目的地へと向かいました。


(東京へ向かう80代女性)
「(Q:けさは始発から動いているが?)良かった」
(新横浜へ向かう20代男性)
「朝に直ってくれて本当によかった」

新幹線が無事に動いてほっとする一方で、予定の変更を余儀なくされた人も。

(東京へ向かう小学生)
「友達の誕生日パーティー。(Q:出席できそう?)出られなさそう。悲しい」
(東京へ向かう60代女性)
「待ってる身としては再開予定時間が、どんどんどんどんずれてしまって、なかなか次の行動に移れなかった。そこが早めに決断いただければよかった」

JR東海は「のぞみ」の臨時便を運転するなどの対応を行いましたが、始発が出発する早朝は普段より人は多く、交通整理用のカラーコーンなども設置されました。

(東京へ向かう40代男性)
「事故なんで、ある程度は仕方ないが(復旧まで)ちょっと長すぎる。子ども連れがいたり、席がないお年寄りがかなりいた。そういったところは配慮いただけたら」

23日の東海道新幹線に遅れはなく、名古屋駅発の上り列車は午前中には指定席がほぼ埋まっていましたが、午後からは空席がある状況が続いています。

また、追突した保守用の車両はブレーキ操作をしたものの、何らかの原因でスピードを落とすことができなかったとみられ、JR東海が事故の原因を調べています。

(愛知県 大村秀章 知事)
「東海道新幹線という大動脈を運行する責任を今一度認識していただいて、きのうのような混乱が二度と起こらないようにしていただきたい」

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