秋田県オリジナル品種のスイカ「あきた夏丸」の首都圏などに向けた出荷が始まっている。22日は出発式が開かれ、地元の児童がダンスでスイカの魅力をPRした。

 JA秋田ふるさと西瓜部会・佐藤保部会長:
「少ない雪で雪解けも早く、春作業も早く取りかかれ、順調なスタートを切ることができた。生育も順調で、ことしもシャリっとした食感のおいしいスイカができたと感じている」

真っ赤に色づき、一目でそのみずみずしさが感じられる県オリジナル品種のスイカ「あきた夏丸」。このほか、小玉の「あきた夏丸チッチェ」など、「あきた夏丸シリーズ」は高い糖度とシャリシャリとした食感が特徴だ。

JA秋田ふるさとでは出荷が本格化し、横手市で出発式が開かれた。

式では、地元の雄物川小学校4年生がダンスでスイカのおいしさを表現した。

そして、スイカを試食した児童や関係者は「めっちゃうまい、最高」「甘くてシャリシャリしていておいしい。水分がめちゃくちゃある」「甘い。ことしは特に良い」と太鼓判を押した。

22日は、約9トンがトラックに載せられ、首都圏などに向けて出発した。

JA秋田ふるさとの管内では259戸の農家がスイカを栽培していて、収穫は8月いっぱい続く。今シーズンは4500トンの出荷を目指している。

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