景品をつり上げてゲットするクレーンゲーム。設置されているのは、ゲームセンターではなくコンビニです。
2024年3月からクレーンゲーム機の導入を本格的に始めたコンビニ大手ローソンが、2025年度中に全国1000店舗への拡大を目指すことが分かりました。
株式会社ローソン 玩具担当・山口ゆみさんは「気軽に身近にプライズ（クレーン）ゲームをお楽しみいただければ。観光地付近の店では海外のお客さまにも喜んでいただいている」と話しました。
実は、オンラインゲームなどの普及により苦境に立たされているゲームセンター業界。全国の店舗数は、ここ5年間で3割も減少しています。
そうした中、急増するインバウンド需要に期待が高まっているんです。
東京・新宿のゲームセンターでは、客の4割近くが外国人観光客だといいます。
その魅力について聞いてみると、「ボタンを押すのが好きなの！とれるかとれないかハラハラする！」「韓国にはこんなに新しいタイプはないの！」といった声が聞かれました。
簡単な操作や日本でしか手に入らない景品が魅力だといいます。
シンガポールから来た男性が、ゲットしたのはスナック菓子のみですが、この日、ゲームに4000円をかけたといいます。
ME TOKYO SHINJUKU・田所潤也さんは「外国人観光客は（景品を）とるまでチャレンジする方がすごく多いです。5、6000円とか7000円とか」と話します。
インバウンド需要に期待がかかるクレーンゲーム。今後、どこまで広がりを見せるのでしょうか。
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