日本電機工業会はエアコンや冷蔵庫など生活家電の6月の国内出荷額を発表した。出荷額は2723億円で、前の年の同じ月を2.0%下回り、3カ月ぶりのマイナスになった。

物価高により節約志向が強まっていることが影響している。

冷蔵庫は393億円(11.5%減)と4ヵ月連続のマイナス、洗濯機は323億円(16.2%減)と12カ月連続のマイナスなど主要品目が大きく出荷額を下げた。

こうしたなか、エアコンの出荷額は1215億円と前の年の同じ月を5%上回り、3カ月連続のプラスになっている。今年の夏は梅雨明け早々記録的な暑さとなっていて、需要の高まりが見込まれていることが要因だ。

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