日本マクドナルドは19日、レジの不具合により全国約3千店舗の3割に当たる約900店舗で営業を停止したと発表した。システム障害の可能性があるとして原因を調査しているが、復旧の見通しは立っていない。県内の複数の店舗が営業を停止するなど、影響が出た。
不具合は19日午前に判明し、午後も続いた。営業を続けた店舗の一部でも、スマートフォンの公式アプリを使った注文が受け付けられなくなり、混雑が発生した。
マクドナルドは、営業を取りやめている具体的な地域などについて明らかにしていない。
県内では与那原店や大謝名店などで一時営業を停止した。泡瀬店は、午前5時のオープン時にエラーが出ていたためレジを使わず手作業で商品を提供。午前7時45分ごろに本社から閉めるよう指示を受け、復旧を待って午後3時ごろに再開した。
東京都内で営業を停止した店舗では「システム障害により注文が受けられない」との張り紙があった。マクドナルドは公式サイトで「お客様にはご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません」と謝罪した。
マクドナルドでは3月にも大規模なシステム障害が発生し、スマホからのモバイルオーダーや店舗でのキャッシュレス決済ができなくなった。
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