秋田県産のスイカ「あきた夏丸チッチェ」が本格的に出荷されるのを前に、産地の横手市とJAが19日、東京の市場関係者に自慢の味を売り込んだ。

JA秋田ふるさとのスイカの主力品種「あきた夏丸チッチェ」は、秋田県のオリジナルブランドとして2015年にデビューした。手頃な大きさなどから人気が高く、管内の2023年度の売り上げは1億1800万円に上った。

19日はトマトやキュウリなど夏野菜の本格的な出荷を前に、首都圏で販路を拡大しようと東京・新宿の淀橋市場で、JA秋田ふるさとの柿崎大二郎代表専務理事と横手市の高橋大市長、あきたフレッシュ大使などが「あきた夏丸チッチェ」を振る舞い、味をPRした。

試食した市場関係者は「糖度が高い。小玉スイカ自体が本来実がやわらかいが、これはシャリっとした食感があっておいしい」「年々夏が長くなって、最後のスイカというか、本当に必要なときに市場に出荷してもらい、われわれも助かっている」と話した。

2024年は雨などの被害も少なく、関係者が品質・味に太鼓判を押している。

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