宮城県東松島市で新電力事業などを営む一般社団法人は、従来の事業者に加え一般家庭向けにもサービスを展開すると発表しました。

東松島市の一般社団法人東松島みらいとし機構は、東日本大震災の際にエネルギーの確保が困難だった経験を踏まえ、2016年に、県内で初めて地域新電力事業に参入しました。
地域新電力事業とは自治体参画のもとで、小売電気事業を営み得られる収益などを活用し地域の課題解決に取り組むもので、機構では、これまでに600を超える公共施設や事業者と契約を交わしています。
こうした中、機構は事業拡大に向けて7月から一般家庭向けにもサービスを展開すると発表しました。

一般社団法人東松島みらいとし機構 引間世枝美代表理事
「電気で得た収益をしっかりと地域に還元する。熱い思いを持ってチャレンジしていきたい」

機構は今年度、100件の契約を目指すとしています。

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