物価高のあおりを受けて飼料価格が高騰し、子牛の成長にも影響が出るなど八重山地域の子牛のセリ価格が、先月と比べておよそ4万円ほど低くなっていることがわかりました。

JAおきなわによりますと八重山地域の7月の子牛の平均セリ価格は42万8772円。6月より4万2325円下落しました。

2023年7月との比較では、約5万2000円低くなっています。

子牛のセリ価格の下落についてJAおきなわの前田典男理事長は「全国的な価格の下落もありセリの参加者が少なかった」ことや、「出荷された子牛が小ぶりで物価高による飼料の高騰が影響したと見られる」という見解を示しました。

前田理事長は「昨今の物価高で畜産農家の経営は厳しく県民の皆さんには牛肉をたくさん食べてほしい」と呼びかけました。

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