4月18日、羽田空港から新千歳空港に向かっていた日本航空の旅客機に搭載された無線機が故障し、管制官と通信できなくなるトラブルがありました。

トラブルがあったのはエアバスA350型機の日本航空521便で、日本航空によりますと定刻から15分ほど遅れて18日午後3時45分ごろに羽田空港を出発。

函館市から東に約30キロの上空を飛行中に無線機が故障し、機体は管制官と通信ができなくなりました。

その後、管制官が航空機と通信できない場合に使用される光の色によって指示を出す装置「ライトガン」で旅客機への指示を実施。

旅客機は照射された光で指示を受けながら定刻から約30分遅れて午後5時30分すぎに新千歳空港へ着陸しました。

旅客機の乗客207人と乗員11人の計218人にケガはありませんでした。

新千歳空港では滑走路閉鎖など目立ったトラブルはなく、日本航空は無線機の故障した原因などを詳しく調べています。

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