外国為替市場で急速に円高が進み、1ドルが1か月ぶりの156円台前半をつけました。きっかけは、トランプ前大統領の発言とみられます。
午後5時すぎの外国為替市場で、1ドルが一時156円台の前半まで上昇しました。
トランプ前大統領がアメリカのブルームバーグ社のインタビューで「ドルと円、ドルと人民元の乖離は信じられないほどだ」と発言し、円安・ドル高への強い懸念を表明。このことで急速な円買い・ドル売りが進み、およそ1か月ぶりの円高水準となりました。
市場関係者は「銃撃事件もあってトランプ氏が大統領選に勝利するとの見方が強まる中、市場がトランプ氏の発言に反応しやすくなっている」と話しています。
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