脱炭素化への取り組みが自動車各社で進む中、スズキは現行の車種よりも重さを15%ほど軽くし、環境性能を高めた車を開発する方針を発表しました。

スズキ 鈴木俊宏 社長
「軽いということは、様々な良いことに繋がります。天使のサイクルを作り出します。我々は小少軽短美でエネルギーの極小化を実現させます」

スズキは脱炭素社会の実現にむけた新たな技術戦略を発表しました。

具体的には、今後、投入する車両を徹底して軽量化し、例えば軽自動車「アルト」の場合、現在の680キログラムから100キログラム軽くすることを目指します。

また、航続距離のニーズを分析し、EV=電気自動車に搭載する電池の量もより細かく検討するとしています。

各自動車メーカーが脱炭素化を目指して開発を進めるEVですが、電池が重たいことから路面やタイヤの消耗が早まる環境負荷の問題も指摘されていて、解決が課題となっています。

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