11日も最高値を更新するなど、高まり続ける「金」の価値。
金に魅了された人々が平日も県外から押し寄せるスポットが「山梨」にありました。
■金が最高値更新で県外からも来客!
山梨の山間にある、とある博物館 この記事の写真は17枚取材班が向かったのは、とある博物館。 山梨の身延町の山間にポツンとあるのですが…
――きょう(12日)はどこから?
観光客「東京です」 観光客
「埼玉県(本庄市)から」 観光客
「東京からきのう(11日)来て」 東京から来た観光客
みなさん、県外から。お皿を洗っている?わけではありません。
東京から来た観光客「これですよ、これ」 小さな粒
指の先にある、小さな粒。 実はこれ、正真正銘の“金”なんです!
正真正銘の金! 観光客「いま、金が高いですからね。 いっぱい採りたいなと思いまして」
砂の中に混ざった“金”が採り放題! 夢のような体験が大人気です。
砂金採り体験(単体)30分間 大人700円 甲斐黄金村 湯之奥金山博物館 伊藤佳世学芸員「一度ひろげてみましょう」 観光客
「ちょっと待って、ちょっと待って」 伊藤学芸員
「はっ!います!」 観光客
「すごい、すごい、すごい」
「楽しかったです、すごく。家に飾ります」
中野ディレクターも体験してみると…
伊藤学芸員「グサ〜ッと指します。手前に引きながらぐっと、そこから山盛り…結構重たいですよ」 グサ〜ッと 砂を山盛りに
専用の皿をゆすって、砂の中に混ざっている“金”を探しますが…
砂の中の金を探します 中野ディレクター「1回目は…残念」 伊藤学芸員
「金が入る確率は、だいたい5皿に1回くらい」 金が入る確率は…
その後も続けていると…
中野ディレクター「いました!…ここにもいません?2粒、1回でゲット」
30分で9粒をゲット。採取した金は持ち帰ることができます。
30分で9粒! 伊藤学芸員「週末、天気がいい時だと、この体験室が満杯になるくらいお客様でにぎわいます」 週末は体験室が満杯になることも
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■いまや宝の山…スマホから「純金」抽出へ■いまや宝の山…スマホから「純金」抽出へ
アサヒメタルファイン坂東工場金が眠る意外なスポットは、茨城にもありました。
20キロ、2億5000万円ほどの金! アサヒメタルファイン 製品部 笠原一生次長「20キロほどある、いまの金の価格だと2億5000万円くらい」
目がくらむほどの金!実は、ある“変わった山”から 取り出されたものなんです。
笠原次長「基板であったりスマートフォンもありますし、 他にも宝飾品のスクラップ」 アサヒメタルファイン 製品部 笠原一生次長
内部に金を使用した電子機器のごみは、いまや宝の山!
「都市鉱山」と呼ばれています。その中から金を抽出し、バーなどに生まれ変わらせるのです。
金の国内小売り価格は、11日、 1グラムあたり1万3612円(税込み)と最高値を更新。限りある金の価値は、どんどん上がっています。
過去5年間の月次金価格推移人はなぜ、金に魅了されるのでしょうか? 金に詳しい買取店の代表にその魅力を聞くと…
リファスタ 杉兼太朗代表 リファスタ 杉兼太朗代表「有史以来、金はある。食ってもおなかいっぱいにならないし、家なら寝られるし、強いていえばあの黄金の色に昔から惹かれた」
一方、代表は、金の価値が上がったのは、通貨の価値が下がったからと話していました。
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