早くも“山形の初夏の味覚”・サクランボの話題。生産量日本一を誇る東根市で、一足早くサクランボ狩りが楽しめる温室のサクランボ観光果樹園がオープンした。
(リポート)
「露地もののサクランボはいま開花の時期ですが、加温ハウスの中では真っ赤なサクランボが実っています。今年も甘くておいしいサクランボに仕上がっているということです」
「日本一早くサクランボ狩りが楽しめる場所」として18日にオープンしたのは、東根市にある2つの温室観光サクランボ園。
このうち神町りんご研究所では、JAや観光関係者・地元の園児が参加して、セレモニーが行われた。セレモニーが終わると、子どもたちはさっそくハウスの中へ。
(子どもたち)
「すごい!!」
手が届く場所を探しながら真っ赤に実った佐藤錦をもぎ取り、いち早く初夏の味覚を
味わっていた。
(神町幼稚園の園児)
「おいしい! このくらいおいしい」
「おいしい! 甘酸っぱい!」
「すごかった! 赤くて丸くてかわいいところが好き」
暖冬や3月の低温の影響で、木によって生育具合に少し差が出ているというが、温度と湿度の管理を徹底し、品質は申し分ないという。
コロナ対策として去年まで行っていた検温や人数の制限もなくなり、多くの人が訪れることが期待される。
(神町りんご研究所・須藤一元さん)
「味・粒の大きさ、大変甘くておいしいサクランボができた。お客に『おいしい』と言ってもらう、その一言で元気が出る、それに尽きる。お客に喜んでもらいたい。楽しみ」
東根市では、温室の観光サクランボ園がゴールデンウイークまでに計8カ所オープンし、6月上旬まで楽しめる。
その後、露地ものへと移り、サクランボ狩りは7月上旬まで楽しめるという。
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