白鷹町で2人が死亡した正面衝突事故を受け、今後の安全対策を話し合う会議が開かれた。具体的な対策として、センターポールの設置やスピードの取り締まりなどを行っていく方針。
(リポート)
「まもなく会議が始まります。国道348号の事故を受け、具体的な対策が話し合われる予定です」
18日の会議には、県警と道路管理者である県の担当者あわせて10人が出席した。
4月8日、白鷹町の国道348号で2人が死亡した事故では、対向車線にはみ出した軽乗用車が普通乗用車と正面衝突した。
会議では、現場となった国道348号は急な坂やカーブが多く、過去5年間で人身事故が39件、そのうち死亡事故2件が起きていると報告された。今後、事故現場に一定の抑止効果が期待できる「センターポール」などを県が設置していく方針が示された。
(県警本部交通規制課・清野宜久課長)
「県には、センターポールなど構造的な対策を総合的に見てもらい、今後より良い方向で対策していきたい」
一方、県警側は正面衝突事故対策として、現在も行っている事故現場周辺での「スピード違反の取り締まり」を続けるほか、今後より具体的な対策を検討したいとしている。
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