山形市のコメ卸売業者が、国内初の取り組みとして輸送用コンテナを貸し切り、9000本を超える大量の日本酒をインドに出荷した。

11日、インドに向けて出荷されたのは、県内と新潟合わせて7つの酒蔵の日本酒約9400本。インドに現地法人を持つ山形市のコメ卸売業者「アスク」がインドの酒メーカーと契約を結び、日本で初めて輸送用コンテナを貸し切った大規模な日本酒の輸出を実現させた。

(ASUKU INDIA 河合龍太社長)
「我々第1弾で正規で(インドに)輸出ができる。この(我々の)ルートをうまく日本の酒蔵にも乗ってもらい、一緒になってインド市場に攻めていける仲間を集めていきたい」

インドでは日本酒の知名度はまだまだ低いそうだが、人口が多いインドでの日本酒の販路拡大につなげたいとしている。日本酒は船便で来月19日にインドに到着する予定で、その後、現地で販売される。

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