長崎スタジアムシティの開業に伴い懸念される交通渋滞対策として、路面電車の折り返し運行も予定です。
ジャパネットグループと長崎電気軌道がパートナーシップ協定を結び、10月から電停の名前も変わります。
KTN記者
「長崎市幸町に建設中の長崎スタジアムシティ!2024年10月の開業に合わせて、近くにある銭座町と宝町電停の名前が、スタジアムシティノースとスタジアムシティサウスに変わります」
名称が変わるのは路面電車の「銭座町」と「宝町」の電停です。
2024年10月1日から「銭座町」は「スタジアムシティノース」に、「宝町」は「スタジアムシティサウス」に変更されます。
長崎スタジアムシティはジャパネットグループが長崎市幸町に手がける複合施設です。
およそ2万人収容のサッカースタジアムのほか、最大およそ6000人収容のアリーナがあり、車による混雑が予想されます。
そこで、交通渋滞を減らすため、公共交通機関を利用してもらおうと長崎電気軌道と協定を締結。
電停に愛称をつける権利=ネーミングライツも取得しました。
路面電車の利用客
Q:電停の名前が変わることはご存じですか?
「いや知らないです、あっスタジアムシティができるから」
Q:何になると思いますか?
「スタジアムシティ…」
「正解です」
「私は長いこと使っている電停の名前の方が馴染みがあっていいけど、まちは変わっていっているのでしょうがない」
路面電車の利用客
Q:スタジアムシティという名前に変わることは
「あら!かっこいいじゃない。変わってもいいと思います。期待しています」
KTN記者
「2つの電停の間には、長崎駅前の電停にあるような、上り線と下り線に電車が移動できる“渡り線”と呼ばれる線路を新しく設けます」
「渡り線」の設置で、スタジアムシティの各電停と長崎駅前電停との折り返し運行を
できるようになるほか、臨時便の運行がスムーズになるということです。
試合開催日には、選手による車内アナウンスや運転士のユニフォーム着用も計画しています。
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