暑い夏に飲みたくなる「ビール」が、酒税改正を追い風に好調です。

酒税改正で「ビール」の税率が引き下げられる中、2024年1月から6月のビールの販売実績は、市場全体で2023年の同じ時期と比べて7%増えたと推計されるということです。

3年連続でプラスになるのは、発泡酒ができて以降、30年間で初めてです。

また、第3のビールなども含めた「ビール類」のうち、ビールの構成比は16年ぶりに半数を超えました。

「ビール類」の販売数量では、サッポロが1%増えましたが、サントリーが5%、キリンが2%、それぞれ減り、アサヒも販売額で1%減りました。

ビールが好調の一方で、増税した第3のビールが大幅に落ち込んだことなどから、ビール類市場全体としては2%減っています。

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