昭和初期から続く北九州市の商店街「黄金市場」で、再開発の第1弾となる「ふれあい市場」のオープン式典が開かれました。

6日夕方に開かれた式典には、市場関係者のほか、北九州市の武内市長も出席し、オープンを祝いました。

商店街の空きスペースを活用した「ふれあい市場」は、「黄金市場」の一部区域の再開発に伴う仮営業の場となる施設で、精肉店や青果店など6店舗が入居しています。

再開発される約2800平方メートルの区域では、最盛期には、約50店舗が営業していましたが、建物の老朽化が進み、店舗数が3分の1に減っていました。

【黄金地区商店連合会 新開俊仁 会長】
「市場の灯を消さないためにも(ふれあい市場は)頑張って、もっともっとパワーアップして、(再開発後の市場に)そのまま移れるくらい、みんなで頑張ってやりたい」

再開発を手掛ける地元の不動産会社は、4年から5年後の事業完了を目指していて、新たなにぎわいを創出し、市全体の活性化にもつなげたいとしています。

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