日本時間5日夜に発表されたアメリカの6月の雇用統計によりますと、景気の動向を敏感に示す農業分野以外の就業者数は、前の月と比べて20万6000人増えました。
失業率は4.1％で、前の月から0.1ポイント悪化しました。
就業者の伸びは、市場予想の19万人増加を上回りましたが、5月の増え幅よりは減少したこともあり、アメリカの利下げ時期への影響はないと専門家はみています。
三井住友DSアセットマネジメント
市川雅浩氏
「ほぼほぼ市場予想の範囲内でしたので、この先物市場で織り込まれている9月と12月の利下げ予想を何かしら変えるほどの影響はおそらくないと思います。アメリカ経済の軟着陸（景気の緩やかな減速）、ソフトランディングが可能になると思うので、そういった意味では先々、日本経済にとって悪い方向には向かいにくいだろうなと思います」
（「グッド！モーニング」2024年7月6日放送分より）
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