小林製薬の「紅麹サプリ」問題で2221人が医療機関を受診し、492人が入院していたことがわかりました。

 小林製薬の「紅麹」成分を含むサプリメントによる健康被害が疑われる問題で、厚生労働省は7月2日、2221人が医療機関を受診し、492人が入院したと明らかにしました。6月26日時点で発表していた、通院患者1656人と入院患者289人を大きく上回る数字で、これまでは腎疾患の症状を訴える患者のみを発表していましたが、今回は死者の公表基準に合わせて腎疾患以外も含めた患者数を公表したということです。

 小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリメントをめぐっては、摂取した後に死亡した人が新たに76人明らかになっていて、小林製薬は6月29日に医療機関からの情報収集など調査の進め方をまとめた計画を厚労省に提出しています。

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