政府は、脱炭素に向けた新たな国家戦略をつくるための会合を開き、専門家からは「AI=人工知能などを最大限活用することが脱炭素には必須」との意見があがりました。
岸田総理
「エネルギーの将来戦略が一国の国力そのものを大きく左右する時代を迎えている」
初めて開かれた有識者会合には、AIの専門家やNTT、アメリカのマイクロソフトの幹部らが出席し、2040年の脱炭素の方向性を示す新たな国家戦略の策定に向けて、政府が意見を聞きました。
国内では、大量に電力を使うデータセンターの建設が相次いでいて、電力の安定供給と脱炭素の両立が課題となっています。
出席した専門家からは「AIを含めたデジタル技術を最大限活用することは脱炭素に必須」「天候や電力需要の予測にAIを活用し、再生可能エネルギーの需給を最適化できる」といった意見があがりました。
政府はこうした有識者からの意見などを踏まえ、脱炭素を目指す新たな国家戦略を年内に取りまとめる方針です。
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