倉敷市玉島の学生スラックスの縫製加工「倉敷スクールタイガー縫製」が事業を停止し、破産申請の準備に入ったことが民間の信用調査会社の調べでわかりました。

民間の信用調査会社、東京商工リサーチ岡山支店の発表によりますと、「倉敷スクールタイガー縫製」は1959年創業で、1971年11月に法人化した学生スラックスの縫製加工業者です。

大手学生服メーカーとの取引を行い、外国人実習生を受け入れ、年間15万本の加工を行い、2000年8月期には売上高3億円を計上していました。

その後、少子化で生徒や学生が減り、業況は停滞し、近年は学生服の多様化により女性用スラックスの受注は増えていたものの、コロナ禍で外国人実習生の受け入れが難しくなり、計画した生産ができない状況になっていました。

資金面は改善せず6月28日に事業を停止し、破産を申請することになったということです。負債総額は現在調査中です。

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