自動車の量産に必要な認証を巡る不正問題で、国土交通省は出荷停止を指示していたマツダとヤマハ発動機の3車種について、基準への適合が確認されたとして指示を解除しました。
出荷再開が認められたのは、マツダの「ロードスターRF」「マツダ2」の2車種とヤマハ発動機の大型バイク「YFZ−R1」1車種の合わせて3車種です。
マツダではエンジン制御ソフトの書き換え、ヤマハでは不適切な条件で騒音試験をしていたことが報告されていました。
国交省によりますと、安全性などの検証の結果、基準に適合することが確認されたため出荷停止の指示を解除したということです。
一連の不正問題では、トヨタ自動車も含めた3社で現行生産車での不正が見つかって出荷停止となりましたが、トヨタからはまだ不正の最終調査の報告がされていないため、最終報告が届いたうえで検証し、出荷再開や行政処分の有無などを決める方針です。
トヨタは少なくとも7月末まで3車種の生産を停止すると明らかにしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。