北海道の砂川市で約40年親しまれてきたホテルがリニューアルします。
地元と深い縁のある人気コスメブランド「SHIRO(シロ)」がプロデュースを手がけ、新たな魅力発信を目指します。
1986年に開業した砂川パークホテル。
結婚式やイベントなどで多くの地元の人から街のシンボルとして愛されてきました。
しかし、約40年経ち老朽化が進みリニューアルが決定。
4月17日、住民向けの説明会が開かれました。
このプロデュースを手掛けることになったのは、フレグランスやスキンケアなどのアイテムを扱う人気ブランド「SHIRO(シロ)」です。
「SHIRO(シロ)」は2023年、地元・北海道砂川市に、ショップやカフェを併設する工場をオープン。
さっそく北海道内外から30万人以上が訪れる人気施設になっています。
この機会に、砂川にくる人の流れを定着させたいとリニューアルに力を入れています。
「砂川パークホテルが、砂川と世界を結ぶコミュニティの中心地点にならないかなと考えたのが一つのきっかけ」(シロ 福永敬弘社長)
敷地内には、ブランド初となるアウトレットショップが登場。
「SHIRO(シロ)」のほぼ全ての商品を定価の1割から3割引で購入できるといいます。
さらに、サウナ付き温浴施設や、サービス付き高齢者住宅などが新たに建設されることも発表され、幅広い世代が集う新たな空間へ生まれ変わることを目指します。
「清潔感があって女性にも喜ばれるようなホテルを期待している」(砂川市民)
「シロに客が来て街中を使ってくれるのでありがたい。自分も泊まってみたいと思えるようなところができたらいいなと思っている」(砂川市民)
「ずっとパークホテルで育ってきているので、いいところはそのまま残してもらいたいと思う」(砂川市民)
「我々がきっかけとなりホテルも力を発揮して砂川での滞在時間が長くなるといい」(シロ 福永敬弘社長)
リニューアルする砂川パークホテルは2027年1月の完成を目指し、2025年春から改修を始めるということです。
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