業績不振から再編を進めている大手スーパーのイトーヨーカ堂は、食料品や日用品の値下げを発表しました。

 イトーヨーカ堂は、スナック菓子や洗剤などの食料品や日用品、合わせて100品目を7月1日から値下げします。値下げ幅は平均1割ほどです。

 去年9月にグループ会社のスーパー「ヨーク」と合併したことで、類似商品の統合や物流面の効率化からコスト削減が進み、利益分を客に還元したいとしています。

 また、今回値下げされるのは自社で独自展開するプライベートブランドではなく、メーカーから仕入れる商品が対象です。

 物価高が続くなか、価格を安くすることで客の来店機会を増やし、自社開発商品などへの需要も増やしたい狙いです。

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