日銀が発表した資金循環統計によると、今年3月末時点の、個人が保有する現金・預金や株式などの家計の金融資産は、前年同期比で7.1%増の2199兆円となり、過去最高を更新した。
このうち、株高の影響で株式は33.7%増の313兆円、投資信託は31.5%増の119兆円で、いずれも過去最高となり全体を押し上げた。
一方、日銀の国債(短期を除く)の保有割合は53.25%だった。
過去最大となった9月末時点(53.86%)から2四半期連続で低下したものの、政府の借金である国債の半分以上を日銀が保有する異例の状態が続いている。
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