企業の株主総会が27日、集中日を迎えました。今年は不祥事に対する経営陣への追及や、いわゆる物言う株主からの株主提案などが相次いでいます。

 三菱UFJフィナンシャルグループの株主総会では、亀澤宏規社長が傘下の銀行などが金融庁から業務改善命令を受けたことについて「信頼回復に向け改善、再発防止にグループ一丸となり取り組んでいく」と謝罪しました。

 27日は、東証上場企業のおよそ3割にあたる668社が株主総会を開きます。

 不適切な事案に対する株主からの責任追及が相次いでいるほか、物言う株主や機関投資家による株主提案が過去最多の91社であり、効率的な経営計画の策定などを求めています。

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