愛媛県の松山空港の国際線ターミナルビルがリニューアルされ、完成記念式典が17日に開かれました。リニューアルのポイントは、外国人旅行者にも快適な空間の提供とスムーズな入国手続きです。県は新しい路線の開拓にはずみをつけたい姿勢です。

松山空港の国際線ターミナルビルは4月1日にリニューアル。新しい施設では式典が開かれ、関係者がテープカットで施設の完成を祝いました。

中村知事
「国際線のカウンターを増設し、今回の完成によって同時に2便到着しても対応できる。まだまだ愛媛には魅力ある(観光の)伸びしろはあります。県と市町、関係機関が一体となって、さらなる路線の開拓や利用者の増に結びつけたい」

新しくなった国際線のターミナルビルの広さは、これまでの約2倍の8100平方メートルになり、6つしかなかったチェックインカウンターも12に倍増。待合室も192席から334席に増え広々とした空間に。さらに入国審査のカウンターも6つから10に増え、スムーズな手続きが可能になっています。このほか宗教への信仰が深い利用者のため、祈祷室も新たに設けられています。

松山空港にはこの日も台北便が到着し、多くの観光客が新しい国際線ビルを利用しました。

台湾の観光客:
「みなさんこんにちは。愛媛に来れてとてもうれしい」

台湾の観光客:
「来れてうれしい。9日間の日程で旅行します。食やサイクリングが楽しみ。(新しいターミナルは)とてもきれいで便利ですね」

県航空政策室・竹本憲生主任:
「国際線ビルの拡張工事が無事完成しましたので、外国人の方にたくさん来て頂いて愛媛県民にも使って頂いて、積極的に海外旅行に行ってほしい」

県によりますと昨年度は約13万6000人が国際線を利用していて、空港の機能の広がりで新しい路線のさらなる開拓に弾みをつけたい考えです。

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