九州大学は、熊本県に進出した台湾の大手半導体メーカー「TSMC」と包括連携の覚書を結びました。

17日、福岡市西区の九州大学で開かれた会見には石橋達朗学長などが出席し、台湾の半導体メーカー「TSMC」と包括連携の覚書を締結したことを明らかにしました。

「TSMC」は今年2月、熊本県菊陽町に国内初となる工場を開所し、九州の半導体産業の活性化が注目されています。

九州大学では、「TSMC」の技術者や研究者が4月から大学院で講義を行っていますが、今後は台湾の研究拠点にインターンシップとして学生を派遣するということです。

◆九州大学 石橋達朗 学長
「半導体関連の人材育成・研究に、九州大学としても率先して臨みたい」

九州大学は「半導体の人材育成に向けて、協力関係をより強固にしたい」としています。

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