世界自然遺産・知床で携帯電話の基地局整備の計画をめぐり、北海道斜里町で地元関係者や専門家などが協議しました。
知床の携帯電話基地局の整備計画は2022年、小型観光船が沈没した事故を受けて、国や事業者などが進めてきました。
しかし、246枚のソーラーパネルが設置されるなどの計画に対し、地元の斜里町や専門家からなる科学委員会が計画の見直しや周辺環境の再調査を求めています。
6月21日の会議には、地元の関係者や専門家が参加し、基地局のあり方について協議しました。
「利害関係者が個別に相談するのではなく、立場の違う関係者が一堂に集まって相談したほうが良いと思った」(適正利用・エコツーリズム検討会議 敷田麻実 座長)
現在、工事は中断されていて、再調査の時期や内容を検討しているということです。
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