来年の大阪・関西万博で独自のパビリオンを出展する予定だったアルゼンチンが、万博から撤退することが分かりました。

これで撤退を表明した国は3カ国になります。

アルゼンチンは、来年の大阪・関西万博で「タイプA」と呼ばれる独自のパビリオンを建設する予定でしたが、博覧会協会の幹部によると、万博から撤退する意向を固めたということです。

アルゼンチンでは去年、急激なインフレの進行で不況が深刻化し、経済の再建策を争点に争われた大統領選挙で、政府の補助金の大幅削減を主張した新政権が誕生しています。

これまでに、万博で独自のパビリオンを出展する予定だった、ロシアとメキシコも撤退を表明しています。

さらに、アンゴラ・ブラジル・トルコの3カ国は、協会が建設して引き渡す「タイプX」にスロベニア・ナイジェリア・イスラエル・パキスタン・アルメニアの5カ国が協会が建設する建物を複数の国で共同で利用する「タイプC」に移行することが分かっています。

また、現在も11カ国の建設業者が決まっていません。

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