JR四国は、東京都に収益用不動産として賃貸マンションを取得したと発表しました。首都圏での取得は初めてで、鉄道事業以外の収益拡大が期待されています。

JR四国が5月1日付で取得したのは、東京都目黒区の東急東横線「学芸大学駅」から徒歩2分の賃貸マンションです。マンションは2007年に建てられたもので、鉄筋コンクリート造りの6階建て。単身用と世帯用で合わせて31戸が入っていて、家賃は月10万円から30万円ほどです。

JR四国は、高松市と高知市で合わせて3つの賃貸マンションを展開していて、首都圏で収益用不動産としてのマンションを持つのは今回が初めてです。

(JR四国 西牧世博社長)
「PR効果がかなりある。そういう面が大きい。首都圏の物件は地価が下がらないので、価値が下がっていかない。非常に有利な不動産物件」

JR四国は、今後も四国の内外で不動産事業に取り組み、鉄道事業以外の収益拡大に力を入れたいとしています。

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