証券取引等監視委員会が金融庁に対し、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の銀行と証券2社への行政処分を勧告したことについて、鈴木金融担当大臣は「大変遺憾だ」と述べました。
証券取引等監視委員会は、▼三菱UFJ銀行、▼三菱UFJモルガン・スタンレー証券、▼モルガン・スタンレーMUFG証券の3社が顧客企業に関する非公開の情報を無断で共有していたなどとして、3社に行政処分を行うよう今月14日に金融庁に勧告しました。
これについてきょう、鈴木金融担当大臣は…
鈴木俊一金融担当大臣
「我が国を代表する金融グループにおいて、グループ内銀行や証券会社の間で顧客情報の不適切な授受など、金融商品取引法に違反する行為が行われたこと、これは大変遺憾なことであると考えております」
鈴木大臣はこのように述べたうえで、「勧告内容を踏まえ法令に基づき厳正に対処する」と強調しました。
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