民間の調査会社によりますと5 月の県内企業の倒産件数は4件で、2カ月連続で前年同月を上回りました。今年に入り倒産の増加傾向が続いています。
 
帝国データバンクによりますと5月の県内企業の倒産は4件で、前年同月から1件増えました。負債総額は2億7700万円です。
 
もっとも大きかったのは鯖江市の介護施設運営「サンサン」の1億6200万円で、人手不足や物価高などによる運営コストの上昇が原因です。
 
今年の倒産件数は累計で19件となり、新型コロナの影響で倒産が急増した2020年の25件に次ぐ水準です。
 
今後の見通しについて帝国データバンクは「2024年問題の影響を受ける建設業、運輸業で倒産リスクはさらに高まっている」と分析しています。

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