2023年、岩手県では女性1人が一生に産む子供の数「合計特殊出生率」が1.16と過去最低になりました。
その人口問題を協議する県の会議が6月14日に開かれ、地域の実情を踏まえた少子化対策を強化する方針を確認しました。
14日の会議では2023年の県内の出生数が2022年を6.2%下回る5432人となり、合計特殊出生率は過去最低の1.16で全国39位となったことが報告されました。
その後、現状を踏まえた2024年度の取り組みが協議され、結婚の支援や女性の県外流出に歯止めをかける取り組みに加え、地域ごとの実情を踏まえた少子化対策に力を入れることを確認しました。
2023年にニューヨーク・タイムズで盛岡市が紹介されたことを契機とした、交流人口・関係人口の拡大にも取り組むとしています。
達増知事
「地方の価値や魅力を全国・世界に発信し、また県民にもフィードバックして、人口減少対策や県民の幸福につなげる好循環をつくっていきたい」
また県では、多様な雇用の創出や所得の向上など、若者が望む地域社会の実現に向けオール岩手で取り組みを展開するとしています。
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