新旧交代する「やくも」と観光列車「あめつち」の相乗効果を狙い、鳥取県日南町にある伯備線の生山駅と島根県奥出雲町にある木次線の出雲横田駅を直接結ぶ連絡タクシーが、7月7日から運行を始めることになりました。
7月7日から運行を始めるのは、奥出雲・奥日野連絡タクシー「たったら~号」。
この地域で盛んだった「たたら製鉄」にちなんだネーミングで、車両には新型やくもと同じ「ブロンズ色」のラッピングが施されています。
生山駅から出雲横田駅へは、やくものダイヤにあわせて直行便として運行され、所要時間は40分。鉄道を使うルートに比べ、大幅に短縮されます。
また出雲横田駅から折り返し運行される観光便は、観光列車「あめつち」の到着にあわせて出発。そば店で昼食を取ったあと、絲原記念館などの観光スポットに立ち寄りながら生山駅へ向かう約4時間のツアーです。
1便の定員は8人で、2024年11月まで「あめつち」が木次線に乗り入れる日に1日1往復運行され、「あめつち」の魅力向上にもつながると、企画したJRと日南町、木次線沿線の自治体などでつくる協議会は期待しています。乗車には、日本旅行のWEBサイトを通じて、出発日の10日前までの予約が必要です。
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