来年の大阪・関西万博で目玉のひとつとされる「空飛ぶクルマ」。運航事業者の1つが“客を乗せない形”でのフライトを目指していることが分かりました。
【大阪府 吉村洋文知事 2021年9月】「(スカイドライブの車体に乗り込み)おお~」
2025年の大阪・関西万博での登場が期待される「空飛ぶクルマ」。
スカイドライブ社や日本航空などの4つのグループが運航事業者に決定していて、大阪府の吉村知事は、客を乗せて運航する「“商用運航”を目指したい」としていました。
しかしスカイドライブ社は14日、万博期間中の「空飛ぶクルマ」の運航について、客を乗せない“デモフライト”に方針転換することを明らかにしました。
現在、国は機体の安全性を認めるかどうかの「型式証明」の審査を行っていますが、スカイドライブ社は「開発計画などを見直した結果、万博期間中は“デモフライト”とするのが最適だと判断した」と説明しています。
スカイドライブ社は2026年以降に「型式証明」を取得したあと、商用運航を始めたいとしています。
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