お中元シーズンが本格化するのを前に14日、秋田市の百貨店に特設の「ギフトセンター」が開設された。従業員がお中元商戦の出陣式に参加し、売り上げ向上に向けて士気を高めた。

秋田市の西武秋田店の出陣式では、従業員が「心を一つに頑張るぞ!」と気勢を上げ、お中元商戦に向けて士気を高めるとともに、おすすめの品々を紹介していた。

開設された「お中元ギフトセンター」には、前年より310点多い、約1140点の商品が並べられている。

 坂本桜アナウンサー:
「スープやハンバーグなど様々な商品が並んでいるが、目玉商品はひんやりスイーツ。特に、これから訪れる厳しい暑さにぴったりなアイスクリームが人気」
 
夏に向けたアイスやゼリーなどの冷たいギフトに、能登半島地震の被災地・石川県のスイーツや牛肉なども目玉商品の一つ。

県産品のコーナーでは、秋田の自慢の味が240点取り揃えられ、例年、売上の3割を占めている。中でも稲庭うどんが人気だ。

また、最近の物価高騰の影響はお中元商戦にも及び、ぜいたくなグルメを自宅でお得に楽しめる詰め合わせの需要が高まっている。

早速訪れた客は「お世話になっている人に稲庭うどんを送ろうと思っている。秋田の名物なので」と話していた。

 西武秋田店・會田健太郎さん:
「ことしは『ぜいたく』をテーマにしていて、ぜいたくに選んで楽しんでもらえる商品を展開している」

西武秋田店のギフトセンターは7月31日まで開かれる。

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